授動術Q&A

注射の後、麻酔が効くまでに15分、治療に15分、その後の安静に15分から30分と、処置全体に1時間程度は必ず要します。お時間に余裕を持ってご来院ください。

麻酔は２－４時間ぐらい効いています。これはあくまでも目安で個人差があります。効いている間は肩から腕の感覚がなくなり動かしにくくなっています。時間経過と共に感覚が戻ってきて腕も動くようになってきます。

ブロック注射をした後に授動術を行いますので、ほとんどの方が痛みを感じることはありません。施術後にも痛み止めを処方しますので痛みが伴う場合は痛み止めを飲んでいただくことになります。

順調にいけば2ヶ月－4ヶ月で治療は終了します。
もともと動きが悪い場合や痛みが強い場合、関節が硬い場合には完治までに時間がかかる場合がありますが、殆どの場合には治療で痛みや動かしにくさはかなり改善されます。

①肩が痛くて動かしにくい状態が数ヶ月続いている。
➁他の医療機関で五十肩と言われたが良くならない。
③寝返りのときに肩の痛みで目が覚めたり、朝肩が固まっていて動かない
などの場合には適応となることが多いです。

通院スケジュールは通常、授動術当日、翌日、1週間後、1ヶ月後、その後は1ヶ月おきの診察となります。
術後には、肩周りの筋肉や関節の動きをよくするために理学療法をおこなうようお勧めいたします。通院しやすい近隣のリハビリ施設を紹介いたします。